我が国の無人航空機の産業発展に資するため、様々なことに挑戦します!これからも応援お願いします。
We would like to contribute for development of the civil drone industry. Watch out for our latest results!
性能評価基準検討委員会
プロジェクトの成果を社会に円滑に引き継ぐために、本プロジェクトでは有識者に協力いただき、無人航空機性能評価基準検討委員会を開いています。平成30年度内に4回の会合が開催されました。
無人航空機の技術に精通した7名の委員により、研究開発方針や実施手法、成果についての意見交換・審議が行われ、時には熱い議論を交わしながら、プロジェクトの方向性を都度確認し、軌道修正しながら進めてまいりました。
氏名 | 所属 |
---|---|
阪口 晃敏 | 日本産業用無人航空機工業会 会長 |
鈴木 真二 | 日本UAS産業振興協議会 理事長 |
野波 健蔵 | 日本ドローンコンソーシアム 会長 |
原田 賢哉 | 宇宙航空研究開発機構 航空技術部門 次世代航空イノベーションハブ 研究領域主幹 |
細田 慶信 | 日本航空宇宙工業会 技術部 部長 |
三浦 龍 | 情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク総合研究センター 上席研究員 |
米本 成人 | 海上・港湾・航空技術研究所 電子航法研究所 監視通信領域 上席研究員 |
※氏名五十音順
こんな成果も:落下受止試験装置
安全対策技術の向上のため、無人航空機が落下する範囲やメカニズムの早急な解明が求められています。
非破壊で大量の落下データを収集するため、ドローンを非破壊で落下試験可能な落下受止試験装置を新たに開発しました。
今後の展望:国際議論への発信
技術開発だけでなく、どんな性能が必要で、その性能はどのように評価できるか、無人航空機(特に25kg以下、商業利用)の分野ではありとあらゆる知見が世界で必要とされています。得られた知見を国内だけでなく、ISOやICAOのような国際機関の会議等で積極的に発信し、世界の無人航空機の産業発展にも貢献していきたいと思います。
今後の発展:地上の保護
無人航空機が落下する範囲とその衝撃を解明できれば、どうしても飛ばしたい場所にいる人を守るために必要十分な保護柵を準備することができます。
PJリーダーの思い
ドローンが安全で快適で利便性の高い道具として社会に受容されていくためには、ドローンの落下特性、対人衝突安全性、騒音対策などの性能を評価する手法の確立が急務です。
ドローンの高性能化大型化による新たなサービスで市民生活がより豊かになり、私達の生活は大きく変貌することでしょう。そのような未来を見据えて、技術開発や規制作成の土台を確立していくことが本プロジェクトの目的です。今後も果敢にチャレンジしていく予定です。